自作ハイブリッドプリメインアンプの音

Channel: seas- lyd

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真空管はレイセオンのブラックロングプレート
オペアンプはミューズ8920
DSD~HP-A8~DIY-HYBRID AMP~SCANSPEAK LUMINE~TASCAM DR7


たかじんさんが頒布する0db HyCAAヘッドホンアンプ基板は、初段が12AU7のカソードフォロア、バッファアンプ部がオペアンプのCLASS-AA(真空管もオペアンプも100%の局部帰還:gain "0db":)

パーツが少なくシンプルな構成。初心者でも製作可能なのに最高の性能で、音がよいという評判の基板。
「0db HyCAA マニュアル」
http://nw-electric.way-nifty.com/blog/files/HyCAA5.pdf
http://nw-electric.way-nifty.com/blog/hycaa.html

この音をスピーカーから聴きたい、でも起動時のポップノイズが気になり、プリアンプにするのはあきらめた。


そんな時にデジットのおやじ部でTDA1552Qのブログを発見。
「お茶漬けアンプ登場!!」
http://blog.siliconhouse.jp/archives/51884022.html

ここにはなんと完成基板がある!
「TDA1552Qアンプキット高音質版」
http://it-densi.ocnk.net/product/13
http://itou-densi.seesaa.net/article/300470621.html


ちょっと苦労して自作したスピーカーを使っているため、DCドリフトやDCオフセット、DCサーボ回路、SP保護回路、タイマーやリレーの心配がいらない小出力アンプICは最適。あれこれ必要だったらメンドクサイから作らない。

TDA1552Q内部の回路も局部帰還のみでオーバーオールのNFBがない。音が良いという評判が頷ける。

どちらもデジットの2A超小型センタータップ付トロイダルトランスを、オーディオ用超低雑音ショットキバリアダイオードで整流した、オープンな12V電源で作動可能。真空管アンプの電源とほぼ同じ。定電圧電源はベストな音とは言えない面がある。

電源投入時の突入電流を分散するため、プリ部とメイン部のトランスにロータリースイッチで時間差をつける。スローブローヒューズではなく、標準の2AでOK。プリ部のトランスは定格の20%以下で常用するため、漏れ磁束が無視できる。VRのシールドとして使用。シールド線を使わない。


抵抗はハイエンドオーディオ用PRPを入力用に。オペアンプのブリッジや、検出抵抗、精度が必要な部分はTAKMAN-RAY。電源系、出力抵抗は炭素被膜のTAKMAN-REX。NFBループの中と外、電源とそれ以外で要求される性能が微妙に違う。


プリの入力コンデンサは透明でビビッドなポリカーボのERO1862。出力カップリングはスプラグのソリッドタンタルコン。ビンテージのERO1813と銅箔スチコン、マイカコンをパラに。

パワー部は完成基板だが、入力カップリングにWIMA、デカップリングにミューズZXという定番品。


電源のコンデンサは低ESRの容量、材質違いを複数パラにして反共振をダンプ。インピーダンスの周波数特性を改善。オイルコンデンサも入れてみた。さらに電解もエッチング倍率の異なるタイプを複数パラに。

電解コンデンサは同じ銘柄なら大型(耐圧の高い)のが開放的な音がする。しかし、同じようなインピーダンスカーブのパラではESRの最低値は下がるが、フラットにはならない。
電源部は脈流なので高耐圧でもエージングは早い。

電圧が低いため、配線の抵抗も無視できないが、ESRの絶対値ではなく、周波数特性のほうが音に影響があるようだ。
また、むやみに大容量化すると突入電流が大きくなって危険。真空管アンプの整流管の内部抵抗は、低いほど良いわけでもないのと同じ。

容量やレギュレーションには”適度な値”があるのか?少しづつ追加していって、自分がちょうどよいと思ったところでやめる。パワー部はかなり音質に影響が。ねじ端子式を入れて使用するスピーカーに合わせて増減。


ボリュームは東京光音のコンダクティブプラスチック、2508。抵抗切換え型アッテネーター以外では最高品質。音の9割はVRの品質が決定してしまう。ケチらないほうが…電子VRはプリアンプなので電源が必要。固有の音色があるだろうし。
ほぼ同じ効果なら、より簡単で単純なものを選ぶ。オペアンプ、パワーICもそんなカンジ。


配線材は18、24AWGテフロン銀コートワイヤー、0.8ミリ4Nテフロン被覆 銀単線。RCAジャックとスピーカーターミナルはアムトランスの削り出し。ケースはタカチのWS、サイドウッドタイプ。